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アロマオイル カモマイル/カモミール

カモマイル・ジャーマンとカモマイル・ローマンの違いを教えて下さい。

カモマイルは、カモミールとも呼ばれます。カモミールはアメリカ読み、カモマイルはイギリス読みです。和名はカミツレと言います。

カモマイル・ジャーマン

産地は、エジプト、スロベニア、フランス、イギリス、モロッコなど。 酸化物類(約59%)
ビサボロールオキサイドA(約43%)
セスキテルペン炭化水素類 -帯電(約31%)
カマズレン(約3%)
カモマイル・ジャーマンとはキク科の一年草で、草丈は30cmくらいになる植物です。 お茶にして飲むカモマイルは、カモマイル・ジャーマンで、精油は濃厚な甘い香りがします。鮮やかな青色をした精油です。※3学名はMatricaria recutita(マトリカリア・レクティタ)で、Matricariaは、ラテン語の「子宮」に由来し、古くから月経に関わる不調に使われてきました。月経痛や月経前症候群の助けになると言われています。 カモマイル・ジャーマンに見られる鮮やかなブルーの色は、カマズレンによるもので、ジャーマンはカマズレンの作用を期待して使われることが多いです。

カモマイル・ローマン

産地:フランス、ハンガリー、イギリスなど。
エステル類(約72%)
アンゲリカ酸イソプチル(34%) 。
カモマイル・ローマンとは世界中に広く自生しているキク科の多年草です。古代エジプトでは、治療薬として、また太陽神に祈る時に用いられてきました。ヨーロッパでは、同様に治療薬として、また香りを楽しむためや観賞用として、何世紀にも渡って親しまれてきました。精油は気分が落ち着く、心地良い甘い香りで、青りんごの香りとも言われます。
学名はChamaemelum nobile(カマエメルム・ノビレ)で、ギリシャ語のchamai「地面の低いところ」、melon「りんごのように匂うもの」が語源です。 見分け方は、草丈が高く、花が小さいものがジャーマン、草丈が低く、花が大きい(2~3cm程)ものがローマン、また、中心の黄色い部分が平らな花がローマン、尖っている花がジャーマンです。
カモマイル・ローマンはエステル類に神経バランス回復作用があり、花言葉は「逆境にも負けない強い生命力や精神力」です。気持ちを落ち着かせたいとき、香りによるリラックス効果、強い気持ちを求めるときにお勧めです。