aromaoil labでは、アロマテラピーに欠かせないアロマオイルについて解説します。

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アロマオイル ローズマリー

ローズマリーにはローズマリー シネオールなど3種類ありますが違いは何ですか?

ローズマリーは、シソ科の多年性常緑低木で、地中海沿岸では生垣に使われています。 ブルーの小さな花を咲かせ、精油は花と葉から抽出します。 「若返りの水」と言われるハンガリアンウォーターの原料でもあります。
それでは 違いと共通点を見ていきましょう。

3つともRosmarinus officinalis (ロスマリヌス・オフィキナリス) という シソ科の同じ植物から水蒸気蒸留法により抽出しますが、ケモタイプ(化学種)による成分の違いがあります。

ローズマリー シネオール

ローズマリー特有のスッキリとした樟脳の香りがします。勉強部屋など集中する場所の香りとして最適です。
原産国は、モッロコなどが多いです。
詳しい学名では、Rosmarinus officinalis CT Cineole
酸化物類(約47%)
1.8シネオール(約47%)

ローズマリー カンファー

クッキリとした爽快な香りです。カンファーのツーンとした香りがします。
原産国は、スペイン、フランスが多いです。
詳しい学名では、Rosmarinus officinalis CT Camphora
ケトン類(約20%)、 カンファー(約17%)

ローズマリー ベルべノン

ローズマリーの中でも、グリーンな香りが印象的な特徴ある存在です。 ローズマリー特有のツーンとした香りは弱めです。
原産国は、フランスが多いです。
詳しい学名では、Rosmarinus officinalis CT Verbenone
ケトン類(約14%)・カンファー(約9%)・ベルべノン(約4%)

この3種類をどう使い分ければよいのですか?

含有量の違いはありますが、どの成分も3種類に共通して含まれており、どの成分の固有作用が1番大きく期待できるかの違い、とお考えいただくと良いでしょう。
肩や腰のだるさ、スポーツ前後のマッサージにはローズマリー カンファー、呼吸器系や副鼻腔の不調、風邪の症状の緩和にはローズマリー シネオール、忘年会シーズンなど肝臓に負担がかかる時、ダイエットや美肌目的で使うときにはローズマリー ベルべノンがお勧めです。